写真上から、青柳坂、あさり坂、護国坂神社坂、谷地坂、南部坂、二十間坂、大三坂、八幡坂、日和坂です。
二十間坂(写真上から6番目):
函館は昔、大火が多い町でした。1879年(明治12年)にも大火があり、その時の教訓から道路の幅を広くして延焼を防ごうと考え、二十間(約36m)の道幅になりました。これにより二十間坂と呼ばれるようになりました。
大三坂(写真上から7番目):
大三坂を登っていくとハリストス正教会とカトリック元町教会と聖ヨハネ教会があります。
大三坂は、昔、木下さんが住んでいたので、木下の坂と言われていました。その後、大三と言う屋号の宿が出来たので、大三坂となりました。この宿は、箱舘奉行所に用事があって来た人たちが泊まっていました。
八幡坂(写真上から8番目):
1804年(文化元年)八幡宮が、この坂の所へ移ってきました。それで八幡坂と呼ばれるようになりました。以前は、箱舘奉行所の近くにあったのですが、函館奉行所の工事により移転したそうです。現在はまた移転してここにはありません。
八幡坂を登っていくと、函館西高校があり、この函館西高校を背にして港の方を見ると青函連絡船記念館の摩周丸が見えます。