所在地:北海道函館市元町33-14
旧イギリス領事館の歴史:
1859年(安政6年)函館が国際貿易港として開港しました。安政6年というのは江戸時代の終わりごろです。
その年にイギリスから初代領事C.P.ホジソン氏がやってきてイギリス領事館がスタートしました。
最初はお寺の中に仮領事館を置いていました。
それから4年後ぐらいに現在のハリストス正教会があるあたりにイギリス領事館が建設されましたが火災で焼失しました。
その後、仮領事館に移りましたが、また火災で焼失し、1885年現在の場所に再度建設、しかし、また火災で焼失してしまいました。
函館は昔、火事が多かったみたいで多くの建造物が、焼失・再建を繰り返しています。現在の建物は、1913年(大正2年)に再建されたものです。
現在の旧イギリス領事館:
1992年(平成4年)復元工事が行われ、この年から一般公開されています。
開港記念館
旧イギリス領事館は、開港記念館として一般公開されています。ここに来ると函館が開港するまでの歴史や開港当時の函館の様子を知ることができます。イギリス領事館の歴史も知ることができます。領事の執務室と家族の居室も当時のまま再現されています。
ヴィクトリアンローズ
ヴィクトリアンローズと言うのは旧イギリス領事館の中にあるイギリス風の喫茶室のことです。イギリスの色々な紅茶を飲むことが出来ます。
クイ―ンズメモリー
旧イギリス領事館の中にあるイギリス雑貨のお店です。。ここでは、茶葉、ティーセット、帽子、ネクタイなど、色々な物を買うことが出来ます。